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最終更新日 2026年2月17日

ページID 30970

川場村との交流(区民健康村事業)について

世田谷区は、群馬県川場村を区民の「第2のふるさと」として、「縁組協定」を結んでいます。自然豊かな川場村にある区民健康村施設では、区民と村民の交流事業を実施するとともに、一般の宿泊利用でも多くの区民が利用しています。
ここでは世田谷区と川場村のこれまでの交流について紹介します。

区民の「第二のふるさと」づくり

高度経済成長期、世田谷区は、全国各地から多くの人が移り住み、急激に人口が増えました。そのような状況で、区民の連帯感の創出や世田谷区を自分たちのふるさととして感じ、まちづくりに参加していくような機運の醸成が求められました。

また、当時、区内は宅地化により緑が減っていく状況にあり、「ふるさと」に対して区民が求める、豊かな自然や田園風景といったものを区外に求めていくことになりました。

こうして、区民が「第2のふるさと」と感じられる場所をつくろうとする取り組みがスタートします。

1979年(昭和54年)に健康村づくり計画策定プロジェクトチームが発足し、関東7都県に静岡・長野・山梨・福島を加えた11都県に対して、健康村の立地にふさわしい自治体の照会をしました。全部で52市町村の推薦があり、現地調査などを行いながら選定を進め、群馬県川場村が区民健康村づくりの相手方として選定されました。

川場村が選定された主な理由が次の3点でした。

1つ目が、地域的・地理的条件として世田谷区からの到達性がよいことです。

2つ目が、田園らしさ、山村らしさ、眺望の良さといった村全体のロケーションであり、川場村には良い意味で「何もない」、日本の原風景と、豊かな自然が残っているというところです。

3つ目は、川場村と村民に、この健康村構想に対して前向きな姿勢があったことです。

川場村との縁組協定

川場村とともに健康村づくりを進めていくため、区と村は1981年(昭和56年)に「区民健康村相互協力に関する協定」を締結しました。

協定では「この事業が様々な困難を相互の理解と協力によって克服し、末永い未来を築き上げていく努力が必要であることを確認し、相互の信頼を基本として、それぞれの地域社会の発展のために協力しあうこと」と、取り決めており、都市(区)と農村(村)がそれぞれの強みを活かし、弱みを補いながら、ともに発展していくことを、育ってきた環境が違う者同士が“婚姻”することになぞらえて「縁組協定」と呼んでいます。

締結式では、当時の東京都副知事と群馬県知事が“仲人”として立ち会いました。

区民健康村施設の設立

具体的にふるさとづくりを進めていくため、世田谷区は拠点となる施設を建設しました。

1986年(昭和61年)4月23日に世田谷区民健康村「ふじやまビレジ」・「なかのビレジ」の両施設がオープンし、区民と村民の交流事業や区立小学5年生の移動教室の拠点としました。

その後、区民が保養等でも利用できるように、一般宿泊利用を開始しました。

現在も、交流事業に加えて、温泉での保養やスポーツの合宿、冬のスキーなど、様々な目的で区民の方に利用していただいています。

区民健康村施設について(リンク)

これまでの交流基づく実績(データや数字)

45年【縁組協定締結から】

昭和56年(1981年)11月に世田谷区と群馬県川場村は「相互協力協定(縁組協定)」を締結しました。以来、両自治体の住民による、深い交流関係が築かれています。親から子へと受け継がれ、世代を超えた交流が継続しており、まもなく大きな節目の50周年を迎えようとしています。

調印式

当時の締結式の様子

248万人【区民健康村施設の累計利用者数】

昭和61年(1986年)4月の開村以来、延べ約248万人の方が区民健康村(ふじやまビレジとなかのビレジの2施設)を訪れています。川場村の人口は現在3,000人ほどになりますので、とても多くの区民が川場村を訪れていることが分かります。(累計利用者数は日帰り入浴を除いた数)

〖利用者数の推移(各年度・累計)〗

各年度の利用者数累計利用者

令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響で、休館や移動教室の休止を実施しました。また、令和7年度の実績は4月~12月のデータになります。

区民健康村の利用について(リンク)

21万人【移動教室に参加した累計児童数】

区立小学校5年生の移動教室は川場村で実施をしています。これまでに約21万人の子どもたちが、川場村の豊かな自然の中で活動をしてきました。(令和7年度実施分までの実績)

移動教室について(リンク)

85平方キロメートル【川場村の面積】

川場村は群馬県北部に位置し、上州武尊山の麓に広がる自然豊かな村です。面積は85.25平方キロメートルで、世田谷区の約1.5倍(世田谷区の面積が58.05平方キロメートル)になります。その内86%が森林となっており、とても緑豊かな土地です。

川場村について(リンク)※川場村公式HP

80ヘクタール【友好の森の面積】

平成7年に区と村は、縁組協定10周年を記念して、協働で保全活動を行う森として、なかのビレジの裏山約80ヘクタール(800,000平方メートル)を「友好の森」として指定しました。

友好の小径の整備

友好の森での活動(40周年記念イベントにて実施した「友好の小径」の整備)

また、区民健康村の施設である、ふじやまビレジとなかのビレジの面積はそれぞれ、ふじやまビレジが110,161平方メートル、なかのビレジが171,432平方メートルとなっています。建物周辺の森林も含めた敷地は、友好の森と合わせて、里山の保全活動を行う交流事業等のフィールドとなっています。友好の森の面積との合計は約108万平方メートルにもなり、およそ東京ドーム23個分の広さの里山を、世田谷区が川場村と一緒に守り育てています。

1万人【健康村里山自然学校の累計参加者数】

平成18年7月に、それまで実施していたやま(森林)づくり塾をはじめとした交流事業を再編し、健康村里山自然学校を開校しました。開校以来、延べ人数で約10,700人の区民が、自然学校での里山体験、林業体験、川場流の農業体験などに参加してきました。現在も村民との協働作業などを通して、豊かな自然を感じながら、里山の環境保全活動に区民が携わっています。(平成18年度~令和6年度の実績)

縁組協定締結から平成17年度までに行われてきた里山を保全し森をつくる取組みや、健康村オプショナルイベント、文化・芸術に関する交流、自然エネルギーに関する協定に基づく関わりなど、自然学校以外の事業も含めると、さらに多くの区民が、これまで川場村との交流に参加し、縁組の関係を維持してきました。

〖過去6年の里山自然学校の参加者数〗

年度 里山自然学校参加者数
令和元年度 677人
令和2年度 240人
令和3年度 211人
令和4年度 477人
令和5年度 445人
令和6年度 494人

令和2年度、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、一部も交流事業の休止等を実施しました。

交流事業について(リンク)

28人【健康村里山自然学校サポーターの登録者数】

川場村との交流事業のサポーターとして、里山塾と農業塾の修了者の中で、里山自然学校サポーターに登録されている区民がいます。

里山自然学校の各事業のお手伝いに留まらず、川場村内のイベントに参加して、村民と直接交流するなど、両自治体間の交流の担い手となっています。交流事業の参加とサポーター登録者が増えることが、今後の末永い交流に繋がっていきます。(登録者数は令和7年12月末時点)

大わらじづくり

川場村中野地区の大わらじづくりにサポーターも参加

46回【令和6年度の区内での川場村物産展の開催数】

毎年、年間50回程度、区内のイベント等にて川場村物産展を開催しています。

せたがやふるさと区民まつりや、ボロ市、梅まつりなどの大きなイベントから、地域の祭りや区内大学の文化祭、246世田谷ハーフマラソンなど、大小様々なイベントに出店しており、りんご、こんにゃく、飲むヨーグルトなど、区民の皆さまにもおなじみの商品が並びます。区内にいても川場村との交流を感じられる機会ですので、ぜひお近くのイベントにお越しください。

区内出店について(リンク)

お問い合わせ先

生活文化政策部 区民健康村・ふるさと・交流推進課 区民健康村

ファクシミリ:03-6304-3714