令和5年第1回世田谷区議会臨時会区長招集挨拶

最終更新日 令和5年5月17日

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招集挨拶をする保坂区長の画像
招集挨拶をする保坂区長

令和5年第1回世田谷区議会臨時会の開催にあたり、区議会議員並びに区民の皆様にご挨拶を申し上げます。

まず初めに、本日の臨時会にご参集いただきました議員の皆様方に、さきの世田谷区議会議員選挙によって見事に当選されましたこと、また、これから区民を代表して活躍されることに心からの敬意を表したいと思います。

私も同時に行われた世田谷区長選挙において、区民の皆様のご支持をいただき、引き続き区政のかじ取りを担わせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

 世田谷区は、この4月1日で人口91万7,705人と東京都内で最大の自治体であり、8つの県、7つの政令指定都市よりも人口規模の大きな自治体です。この選挙期間中、街頭で多くの区民の方々から子ども・子育て、福祉やコミュニティについて貴重なお声をいただきました。区長として責任の重さをしっかりと心に受け止め、「参加と協働」で、世田谷区らしい施策を一つひとつ牽引してまいります。

 12年前、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の直後に、私は世田谷区長に就任しました。これまで3期12年を振り返ると、被災地支援と世田谷区の災害対策総点検に着手するとともに、区民との対話や意見交換の機会を重視し、世田谷区基本構想、世田谷区基本計画をとりまとめてきました。

また、区内で初めて新型コロナウイルスが確認された令和2年(2020年)以降は、区民の生命と健康を守ることを最優先に、高齢者施設等でのクラスターを防ぐなど、全力でコロナ対策に取り組んでまいりました。

新型コロナウイルス感染症は5月8日からは感染症法上2類から5類に移行することになりましたが、ウイルス自体に特段の変化があるわけではありません。引き続き感染拡大防止に取り組むとともに、地域医療との連携をさらに深める等、備えを怠らないようにします。その上で、社会経済活動の推進に取り組んでまいります。

世田谷区基本構想の実現に向けて平成26年(2014年)3月に策定した世田谷区基本計画は今年度で最終年度を迎えます。現在、新たな基本計画の策定に向けて検討を進めており、3月に世田谷区基本計画審議会より世田谷区基本計画大綱として答申をいただきました。

引き続き、区制100周年を見据えた次期基本計画の策定の検討を進めてまいります。

さらに、本年9月末には本庁舎等整備工事の第一期工事が竣工し、東1期棟、西1期棟が完成します。議会エリアの引越しも予定しています。

引き続き令和9年度まで工事が続き、工事車両の出入りや騒音、振動もあり、区民の皆様、議員の皆様にはご不便をおかけしますが、安全第一に着実に進めてまいります。

区議会と区政は車の両輪と言われます。基本構想の理念に基づき、信頼関係に支えられてだれもが安心して暮らすことができる都市の実現に向け、区議会議員の皆様と議論を尽くし、よりよき世田谷区政をつくり上げてまいりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

なお、今後4年間の施政方針につきましては、6月の定例会において改めて述べさせていただきます。

最後に、本臨時会にご提案申し上げます案件は、世田谷区役所通り電線共同溝工事等委託契約など議案7件、専決1件、同意2件、最終日報告6件でございます。

何とぞ慎重にご審議の上、速やかにご議決賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。

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