慶元寺のケヤキ
最終更新日 令和6年2月26日
ページ番号 208484
概要
区指定天然記念物(植物)
令和6年2月21日指定
〈所在〉 東京都世田谷区喜多見4丁目17番1号
〈員数〉 5本
〈樹高等〉下表のとおり
No | 樹高 | 幹周 | 根元周囲 |
1 | 22m | 2.55m | 3m |
2 | 22m | 2.7m | 3.3m |
3 | 25m | 4m | 4.45m |
4 | 27m | 4.35m | 5.6m |
5 | 23m | 3.1m | 4.2m |
解説
慶元寺には、多数のケヤキが生育していますが、この5本は、他樹に比して樹高は秀でて高く、樹林地のスカイラインを形成しており、境内景観を特徴づけています。
ケヤキは幹が太く、真っすぐ高く成長するため、防風や建築材等の利用のために屋敷林として植えられました。かつての喜多見地区の農村集落でも、敷地境界にケヤキを列植し屋敷林としていましたが、それらの多くは宅地化とともに伐採されていきました。境内には、現在も列植された5本のケヤキが樹形の整った巨樹となって残されており、喜多見一帯が農村であった頃を想起させる景観を形成しています。
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