次に14ページ、15ページです。
タイトル こんなときは

14ページ上部では、男の子が、冷蔵商品が陳列されているドアをバタバタしています。
その様子を見た せたっちは、声に出さずに「何やっているのかな?どうしよう?」と悩んでいます。

14ページ中段には、男性の写真があります。
男性は、「気になる行動をしている時は、最初は様子を見て、笑顔でやさしい言葉で話しかけよう。
はい、いいえ で答えられるわかりやすい問いかけができるといいね。」と説明しています。
せたっちは、声に出さずに「コミュニケーション支援ボードを使ってみよう。」と思いつきました。
イラストの書いてあるボードを見せている せたっちと指差す男の子のイラストがあります。

コラム
否定的な言葉や大声、怒った口調で話しかけるとパニックになる人がいます。ゆっくり、はっきり、短く、具体的に 話しかけるとよいです。
認知症の人の場合、何度も同じ商品(メガネであったり、洗濯機であったり)を買いにくることもあるので、お客様の家族に相談してみましょう。
「へぇー」と せたっちが感心しています。

15ページ上部には、「うわぁーい!」と、飲食店で走り回っている男の子のイラストがあります。
せたっちは、「あっ!走っちゃダメです!」と大きな声を出してとめようとします。これは よくない例です。

せたっちは、「どうしましたか?ここでは歩きましょう。」と、男の子に ゆっくりはなしかけます。これが よい例です。
まわりのお客様に迷惑になる行動をしている時は、優しい口調で話しかけ、落ち着いたらわかりやすく説明しましょう。

コラム
商店街のお休みどころや店先のベンチとして、あいさつと笑顔が自慢の商店街 ようが を紹介しています。
ちょっとひといきできる場所、買い物の途中に気軽に立ち寄れる場所があるといいですね。話がはずみ、楽しいひとときを過ごせます。

15ページ下部には、ようが商店街振興組合 小林理事長の顔写真があります。
小林理事長が、「ようが商店街には ハローようが があります。」と説明しています。
右側には、写真が3枚あります。
いちまいめは、ハローようが の中の いすで女性が休憩している写真。
にまいめは、ハローようが を正面から撮影した写真。ようが商店街のキャラクター よっきー も映っています。
さんまいめは、和菓子屋の前のベンチで女性と男性がお団子を食べながら休憩している写真。