2から3ページ
2から3ページに、イラストを4枚掲載しています。

まちの中にあるさまざまな施設や設備
 世田谷区では、UDのまちづくりを進めています。まちの中にはさまざまな区民が使いやすい施設や設備が増えています。そのため、まちに出かけやすくなった人がいます。これらの施設や設備はどのような人が、どうやって使っているのでしょうか。

せたっち:使って良いのかな?迷っちゃうな。

例えば、こんなところ!上下の移動、駐車場、横断歩道、トイレの4つの場面を紹介。

・イラスト1:上下の移動。駅のホームにエレベーター、エスカレーター、階段があり、視覚障害者誘導用ブロックも敷設されている。エレベーターの前にはシルバーカーのおばあさんとキャリーバッグなどたくさんの荷物を持った人が待っていて、自分に合った上下移動手段を利用している。
せたっち:階段を使うことが難しい人もいるよ。自分やまわりの状況に合わせて、ゆずりあったり、使いやすいものを選んで使うようにしようね。

・イラスト2:駐車場。車椅子使用者用駐車スペースに車が止まっている。ボンネットには身体障害者標識マークが貼ってあり、車椅子使用者用駐車スペースには屋根が設置されていて、路面には車椅子マークと白い斜線が表示されている。
せたっち:あれ?この白い斜線は何のためにあるんだろう。(詳しくは、6ページ参照。)

・イラスト3:横断歩道。白杖を持った視覚障害者が横断歩道を渡っている。イラストの5つの設備について、引き出し線で説明してる。

エスコートゾーン
点状のラインで、目が不自由な人が手がかりにして、横断歩道から外れることなく、安全に横断することができます。
音響式信号機
ボタンを押すと、青の時に音がなるため、目が不自由な人でも青がわかります。
経過時間表示
ゆっくり歩く人でも、安全に横断できるタイミングが判断できます。
青延長用押しボタン信号機 歩行者青時間の延長ができるボタンもあります。
視覚障害者誘導用ブロック
目が不自由な人が歩く際、手がかりになるものです。まちの中や公共施設の近くにあります。

・イラスト4:トイレ。広いトイレのブースがある。便器の周りにL型手すりと可動手すりがあり、オストメイト対応水洗器具やベビーチェアも設置されている。
せたっち:おや?広いトイレがあるね。誰がどうやって使うんだろう?(詳しくは、4ページ参照。)


「世田谷UDスタイル」とは
多くの人がまちを快適に利用するための工夫や配慮を、自分自身の日常の暮らしに取り入れ実践していくことが「世田谷UDスタイル」です。さまざまなスタイルをこの冊子では紹介しています。

UD(ユニバーサルデザイン)とは
年齢、性別、国籍、能力等に関わらず、できるだけ多くの人が利用しやすい生活環境にするという考え方です。

第8号の内容 目次
まちの中にあるさまざまな施設や設備(2から3ページ)
トイレにあるさまざまな設備 誰が、どうやって使っているの?(4から5ページ)
駐車場の使い方について(6ページ)
外見からは分からない、さまざまな人のニーズ(7ページ)
ワークショップの様子(8ページ)
心のバリアフリーって何?(8ページ)
インタビュー「適正利用」の考え方(9ページ)
UDのゲーム(10ページ)
クイズ:何のマーク?(11ページ)
世田谷区の取組み(裏表紙)

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